性急な職場復帰命令と罵声と
6月初旬から休養のため仕事を休ませて貰っていましたが、7月31日の精神科受診を待たずに、社長である父に26日からの出社を命じられ、不安を抱えながらも再スタートを切りました。
うつ病の診断書は通常、1、2ヶ月単位で休養が必要という内容で発行されるものですが、実際にはそれほど短期間で復帰できるものではなく、平均で半年位かかるそうです。でも、うつ病について余り知らない父が、そんな事実を理解しているはずもなく、また、取締役という立場で、それなりの固定給が月毎に変更できない私に対し、強硬な姿勢を取るのも仕方がないのだろうと思います。
まず同僚が新しいパソコンを使えるように準備することが最初のお仕事でした。
SEの仕事をする時にはなぜか病気の症状が出ることは少ないので、大方完了できました。残りの作業はアドレス帳を移行する位です。
31日に受診した際に、お医者様には「もう復帰されたんですか?」と驚かれてしまいました。そして、父とうまくやっていけているのか、心配してくださいました。そしてお医者様の不安は、その翌日に的中することになりました。
毎朝子供達の為にお弁当を作って一時預かりに子供達を送り出し、夕方4時まで働いて子供達を迎えに行ったり家事をしたり、休日にも育児と家事をこなしてきた私は、自分にとっては充分な休息が取れず、疲労が溜まり、眠気が抑えられなくなっていたので、ミーティング中やデスクワーク中にコックリコックリ居眠りしてしまいました。
するとそれを見かねた父に、
「そんなに眠いんやったら帰れ!」
と大声で怒鳴られてしまいました。
その罵声で眠気は大体吹き飛んだのですが、気持ちが動揺して、とてもその後仕事ができそうにもなかったので、早く会社を出ました。
父も取り急ぎ同僚のパソコンが稼働し始めたら、私がいなくても仕事は進められると思って強く出たのだと思います。会社のことに必死なので、私の健康状態なんて、気にしている余裕はないのです
父はそういう絵に描いたような仕事中心人間です。
今はカフェで溜息をつきながらこのブログを書いているという始末です。
過眠症というのは、非定型うつ病という、新型うつ病の症状だそうです。他の症状としては、過食、夕方から夜にかけて調子悪い、などがあるそうです。私は普通のうつ病の症状で、早朝覚醒したりすることもあったり、朝起きられないという症状もあるので、混ざり合っているのかなと思います。また、ちょっとしたきっかけで元気になって好きなことは頑張れたりするのは、やはり新型うつ病の症状らしいです。これは、躁鬱病Ⅱ型の特徴でもあるので、少し併発している可能性もあるようです。
一言にうつ病と言っても、本当に色々ややこしいです。
なにはともあれ、しんどい時は休む!
そうするしかなさそうです。