Eri Wildeの那由多ブログ

エリワイルド(Eri Wilde)のブログです。 本名は福田英里子です。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒。英語講師、日本語講師、通訳、香川せとうち地域通訳案内士、翻訳、SE、占い師、心理カウンセラー、YouTuberをしています。二人の兄弟の母親です。音楽(ピアノやウクレレの弾き語り)、アートなど多趣味です。次男は発達障害です。 お仕事のご用命は下記のメールアドレスまで宜しくお願い致します。eriwilde0@yahoo.co.jp

うつ病を克服するために効果のある活動

私がうつ病と診断されてから二年以上経ちました。

1日6時間勤務の父の会社での勤務でのストレスが、私のうつ病の最も大きな原因でしたので、今年1月に辞めました。

その後、精神障害者として失業手当を受給し、うつ病の症状と闘いながら、何とか自分なりの平和な生活の送り方を見つけ始めています。

そんな私が、うつ病の様々な症状を抑えるためにしていることについて書きたいと思います。

 

  • ウォーキングをする

うつ病の原因の一つとして、セロトニンの不足があります。セロトニンは、朝起床後に朝日を浴びることによって、生成されるそうです。ですから、ウォーキング、特に朝のウォーキングが効果的です。

運動不足もうつ病の原因の一つですが、運動嫌いの人でも、ウォーキングなら何とかできる簡単な運動です。ジムに行くとか、ヨガ教室に通うなど、レベルが高い運動は、うつ病に罹っている人間にはかなりモチベーションが得にくいですが、ウォーキングなら、家の近所を少し歩く程度から始められるので、ハードルが低いです。

私はゲームが好きなので、最近はドラゴンクエストウォークを始めてみました。このゲームは、自分の好きな場所を目的地に選んで、そこに到達するとクエストが発生し、物語を進めることができます。又、他のプレイヤーの「自宅」に入ってレイアウトを見せて貰って「いいね」をあげたり、自分の「自宅」を他のプレイヤーに見てもらって「いいね」を貰ったりすることもできます。

私は、このゲームをしていて、新発見がありました。近所に今までその存在を知らなかった公道の細道があり、それを通ると近所の山に登って、良い景色を楽しむことができることが分かったのです。

新しい景色を眺めながら、ドラゴンクエストウォークのクエストをクリアして楽しむことができ、体も心もリフレッシュできました。ゲームが好きな方には、ドラゴンクエストウォークをウォーキングのおともにお薦めします。

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  • エッセイを書く

自分の気持ちを文章に綴ることは、気持ちの整理にとても役立ちます。

はてなブログなどでブログに、最近あった楽しかったこと、悲しかったことなどを書いて、みんなに読んでもらいます。

人に読んでもらいたくなければ、自分だけ読めるようにしても構いません。自分の気持ちを何もかも公開するのは、さすがに気が引けますよね。私も自分だけのものとして置いておきたい内容のものは、公開しないで持っています。

 

  • 読書をする

私は図書館に行って本を借りるのが好きです。本屋で新しい本を買うこともありますが、本当に気に入った本だけ買うようにしています。読書量は人よりは多いほうだと思います。最近は、心理学の本やスピリチュアル関連の本を読んでいます。又、次男のことについて悩んでいるので、発達障害についての本もよく読みます。カフェにお気に入りの本を数冊持って行って、心ゆくまで読みふけります。私は育児中なのでさすがに時間を忘れることはできませんが、ある程度の心のゆとりを感じることができます。

 

  • 音楽を聴く

私はパソコン作業をしている時にBGMをかけていたほうが作業が捗るタイプです。会社で働いていた時は、音楽を聴きながら仕事なんてさせて貰えませんけれど、家で作業する時なら問題ないので、助かります。

私のお気に入りは、「うたパス」というauのアプリです。テーマごとに歌のセットリストが設定されていて、その時その時の気分に合わせて、好きなテーマで歌をシャッフル再生できます。私のお気に入りはもちろん洋楽のセットリストです。丁度クリスマスシーズンなので、最近クリスマスをテーマとしたセットリストが用意されました。クリスマス気分を盛り上げてくれる貴重なアプリです。

 

  • 会話をする

 日中家で一人で過ごしていると、どうしても寂しい気持ちになります。誰か話し相手が欲しいと思ってしまいます。私は英会話が趣味なので、オンライン英会話のレッスンを受けて寂しさを紛らわしています。

旦那がいる時には、話し相手になってもらうのですが、旦那は旦那で職場でストレスを抱えているので、毎日のように私に仕事でのストレスの要因になる出来事について愚痴を聞かされています。旦那の話相手になってあげるのは結構大変ですが、私も自分の話をお返しに聞いてもらっているので、ギブアンドテイクになります。旦那までうつ病みたいな病気になってしまったら困りますからね。まあ今のところは大丈夫なようです。

 

  • 映画を観る

最近、やっと映画を観たいと思えるようになってきました。うつ病の症状がひどかった時には、自分のことについての心配事で心が満たされてしまっていたせいか、友人に薦められた映画を、観ようと思ってDVDを借りてきても、観ることができない状態でした。そんな状態から救ってくれたのが、キアヌ・リーブスさんでした。彼は今年9月に、映画「ジョン・ウィック:パラべラム」のプロモーションのために来日しましたが、その際にお忍びで噂の彼女と一緒に香川県の豊島、直島、犬島を訪れ、美術館などを巡ったと知り、私はとても刺激を受けました。彼がインタビューで香川県での体験について好意的に話してくれて、とても嬉しく思い、すっかりファンになってしまったのです。彼の噂の彼女とは、アーティストのアレクサンドラ・グラントさんで、インスタグラムで香川県の写真を沢山アップしていらっしゃいました。私の愛する直島のフォトジェニックな場所を紹介してくださっていました。

こんなことがきっかけで、最近はキアヌ・リーブスさんの映画をU-NEXTやNetflixなどで観たり、中古のDVDを買ってきて観たりしています。「ジョン・ウィック:パラべラム」は映画館に観に行きました。55歳とは思えない身のこなしにただただ敬服します。来年はマトリックス4を撮影する予定とのことで、とても楽しみです。

うつ病で映画が観れなくなっていた私に、映画を観る楽しみを思い出させてくれたキアヌ・リーブスさんに感謝しています。

 

  • 瞑想をする

 私はとにかく移り気です。やりたいことは一杯頭の中にあるのですが、実行が伴いません。心を落ち着けて、自分が一番やりたいことは何かを見つけ出すために、瞑想が効果的です。私は瞑想中に瞑想用の音楽をかけるのが好きです。完全な静寂の中で瞑想するよりも、瞑想用のヒーリングサウンドや脳波サウンドを聴きながら瞑想した方が、集中できるからです。瞑想によって、自分の潜在意識と対話します。瞑想によって、インナーパートナーと仲良くなり、本当の自分を取り戻すよう努めることができます。

 

  • ゲームをする

 私はMMORPGが好きです。特に、今はファイナルファンタジーXIVが好きです。夢中になりすぎるのは問題ですが、適度にプレイする程度であれば、良い気分転換になります。1日1時間までというように時間を決めてすれば、ゲーム病などの二次障害も防ぐことができ、リラックスするためにとてもよい余暇になります。グラフィックがとても綺麗ですし、音楽も素晴らしいです。そして何より、他のプレイヤーと一緒に協力してダンジョンを攻略するのがとてもスリリングで楽しいです。

 

以上のような方法で、うつ病と闘っています。おかげで、最近になって睡眠障害がかなり改善されてきていて、昼間は眠らずに起きていられるようになってきました。うつ病を克服するには、やはり毎日の生活にささやかな楽しみを見つけ出すことが一番大事だなと思います。

夜の薬を飲み忘れると、次の日に調子を崩したりしてしまうので、忘れずに飲まないといけないのですが、薬とうまく付き合うことができれば、体調が安定し、平穏な毎日を過ごすことができます。

まだまだ、時々、家事を面倒に感じたり、何をするにしてもやる気が起きないこともあるのですが、少しずつ良い方に向かっていると思うので、自分のペースで進んでいこうと思っています。