Eri Wildeの那由多ブログ

エリワイルド(Eri Wilde)のブログです。 本名は福田英里子です。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒。英語講師、日本語講師、通訳、香川せとうち地域通訳案内士、翻訳、SE、占い師、心理カウンセラー、YouTuberをしています。二人の兄弟の母親です。音楽(ピアノやウクレレの弾き語り)、アートなど多趣味です。次男は発達障害です。 お仕事のご用命は下記のメールアドレスまで宜しくお願い致します。eriwilde0@yahoo.co.jp

長男、オーディション突破!

小学校で催される特別なイベント、「オータム・フェスティバル」は、今年で二回目になります。これは、小学生や教員の中から、有志だけが出場してかくし芸を披露するという趣旨のイベントです。

長男は、去年も出場しました。ただ、去年は、高学年の女子に誘われ、ブルゾンちえみのWith B役でダンサーとして出演したので、あくまで脇役でした。とはいえ、全校生による投票で1位になり、本人もまんざらではないようでした。他にも、ドリフのコントや、マイケル・ジャクソンのスリラーなど、魅力的な出し物もあったのですが、強烈なキャラクター性がインパクトを与えたようです。

長男は、この成功体験も手伝い、小学生になってから随分積極的になったと思います。幼稚園児だった時、英会話学校に通っていたので、スピーチコンテストに出てみるように誘った時には、人前に出ることを極度に嫌がり、出場しませんでした。それを思い出すと、英会話学校を辞めてから現在に至るまでの間に、様々な化学変化が長男の心の中で起こってきたのだろうと推察されます。

英会話学校では、ギターが上手な先生がいて、かなり頻繁に子供も大人も楽しめる音楽ステージイベントを、何度も親子で観覧してきました。私も一度、ステージに立たせてもらいました。(その体験についての記事を貼り付けます。) 

elly-nayuta.hatenablog.jp

 ステージ好きな性分は、私の両親もカラオケが好きで人前で歌うのが好きなので、私の家系からの遺伝もあるとも思われます。実は父は、趣味が高じて最近歌手のような仕事さえもし始めています。じいじやばあばや母親がステージで歌っているのを観てきて、感化された部分もあるのだろうとも思われます。

なにはともあれ、長男は、自分自身の中に潜んでいる自己顕示欲に気づき始めているようです。

そして昨日、「オータム・フェスティバル」のためのオーディションが、小学校のお昼休みに体育館で行われたそうです。長男によると、かなり大勢の教職員が観に来ていたそうです。

私は先日、長男のためにと人肌脱いで、一緒にネタを考えてあげました。レギュラーの「あるある探検隊」のネタの「ジジイ」や「ババア」という言葉は語弊が悪いので、「オヤジ」と「おかん」に変えて、元ネタをアレンジしました。

長男は、相方と一緒にそのネタを披露し、ぎりぎりセーフでオーディションを通過したとのことです。「やる気は100パーセントやな。」と講評をもらい、「もっと声を大きくして。」とアドバイスを受けたそうです。やっぱりそこが弱点だろうなと思いました。長男は、普段人の文句を言うときは声が大きいのですが、ここ一番という時に声が小さいことがあるのです。

実は長男には、ずっと欲しかったものがあります。それは、任天堂SWITCHです。それが狙いで「オータム・フェスティバル」で良い成績が取れれば、ひょっとしたら私の財布がゆるむかもしれないと、本能的に思ったことも手伝ったのかも知れません。本人は違うと言っていますが。

物でやる気にさせるのはどうだろうとも思うのですが、そもそもよほどの度胸がなければ、ステージで漫才をしようなんて思い立たなかっただろうとも思うので、出場して私の満足のいくステージを見せてくれたら、買ってあげようと約束しました。

11月末の本番に向けての私からのエールは、「大きい声と笑顔で度胸を見せて欲しい」という内容でした。親としても、ステージを想像するととても緊張します。笑いの神様が降りて来ることをひたすら祈るばかりです。

f:id:EllyFP:20181114123716j:image

長男の担任の先生のむちゃぶり

長男の小学校では、昨年から「オータム・フェスティバル」という催し物が行われ始めました。小学生や先生の有志がかくし芸を披露するという趣旨の、事前にオーディションも行われる、結構大掛かりなイベントです。

昨年、長男は上級生の女の子に誘われ、ブルゾンちえみのWith B役を務め、見事に投票で優勝を勝ち取りました。

調子に乗った長男は、今年は同じクラスの男の子とコンビを組んで漫才をすると申し込んだらしいのですが、私は一体長男に本当にそんな大胆なことができるのか、不安で仕方がなくなっています。

今夜気になってどんな計画になっているのか尋ねてみると、長男はどうやら担任の女の新任の美人で優しい先生に相談したらしく、先生は「あるある探検隊」というネタを勧めてくれたらしいのです。

お笑いに疎い私は、YouTubeで早速どんな芸風なのかチェックしました。


レギュラー

 

軽快なリズムで足踏みして披露される強烈なネタに私は驚愕してしまいました。

「ジジイ」とか「ババア」だとか、教育的にどうなのだろうかと、とにかく先生のイメージから程遠いので、びっくり仰天です。

こんなネタを一体長男らは全校生徒とその父兄の前で本当に披露できるのか、想像もつきません。

何せ、我が家の隣には、小学校の野球チームのコーチが住んでいて、最近子犬を飼い始めたばかりで、お子さんも小学生なので、毎朝集団登校で集まる時に、子供達みんなが子犬と遊んでいるのです。

もし長男が、「近所のジジイの犬逃す」とかのネタをカバーしたりしたら、笑って済ませてもらえるのか、心配です。なにせ、長男の相方はそのコーチに野球を習っているのですから!

まだ、「ババアのホクロを食いちぎる」なら、親子でふざけてじゃれあって終わらせられるのでマシですが。

先生、果たしてことの成り行きを予測して長男にこのネタを勧めたのか、それともとっさの思いつきなのだろうか、ハラハラさせられています。

長男は担任の先生がタブレットでネタを見せてくれる約束をしてくれたと、のたもうております。

大マジ?

ちょっとした波乱の予感がいたします。

f:id:EllyFP:20181109014241j:image

船舶電装設計会社での社内翻訳等のお仕事

私は、以前から何度かこちらで書いているように、父が経営する電気設計会社で働いています。ここでは、現在は主に船舶電装設計という業務を請け負っています。

 私は、この会社に入ったり出たりを数回繰り返してきたのですが、現在のところ、勤続年数は十年間以上となっています。

せっかく英語を専門に学んできた身ですので、やはり仕事は英語力を活かすことができたほうが嬉しいというのが本音ですが、英語の仕事しかやらないというのでは、働かせて貰えないのが日本企業での現実です。

ですから、私は大学を卒業してから、都心で一人で暮らしていた時代に、情報処理を学びました。大学在学中には、パソコンにはほとんど全く触れたことはありませんでした。何せ、大学に学生が使えるコンピュータが一台もなかったのです。就職難の時代でしたので、新卒で派遣社員という道を選ばざるを得なくなり、派遣会社でパソコンの基礎であるワードとエクセルの基本を教えて貰いました。大学在学中に、翻訳会社などいろいろなアルバイトをしていた時、データベースソフトを使いこなせることが、会社で働く上でプラスになることを知り、ほぼ独学でアクセスというデータベースソフトを学びました。そして、データベース構築のために派遣社員として雇われたりもするまでに至りました。でもそのような仕事は、日雇い労働が多く、データベースが出来上がったら契約終了で、また次の仕事を探さなければならなくなる、そんな不安定な状況で、私は少しずつ次の仕事を探す気力を失っていきました。そして結局は、地元の香川県にUターンすることになりました。

そして、結局は父の会社で働くことになりました。ワードやエクセルは勿論、データベースソフトの構築の知識と経験は、父の会社でも役に立つことが分かりました。英語力についても活かせるように、仕様書などの翻訳もさせて貰いました。私は東京で暮らしていた間に精神的に追い詰められていたため、すでにこの頃から、メンタルに問題を抱えていたと思われます。仕事に集中できないで他事に気を取られてしまう症状や、耳鳴りの症状はすでに出始めていました。

就業態度のことで父と衝突することも多く、私にはもっと情報処理関連の仕事をしてみたいという気持ちも強くなり、一時期、転職してプログラミング会社でプログラマーやWebデザイナーとして働いたりもしました。その時、システムの勉強もして、初級システムアドミニストレータの資格も取得しました。しかし、プログラミング会社では激務で体の調子を崩し、結局は辞めてしまいました。再び派遣社員になったりして仕事を転々とし、OA事務やパソコンの教師などもしていまいたが、契約が終了すると、希望の仕事が見つからずにいたりしていました。

そうして再び、父の会社で日中働くことになり、夜間は学習塾でアルバイトをすることになりました。

今では、父の会社で、データベース構築と管理、システム管理、そして翻訳、極まれに通訳まで、多岐に渡る仕事をするまでに至りました。いやはや、人生、一体何が役に立つか分からないものです。脇道に逸れまくって、それでもなお、一つの道に集約されていくことが、とても不思議に感じます。まさに「すべての道はローマに通ず」といった感じです。

最近まで数年間、日本の船の設計が多く、あまり英語が使えなくて寂しい思いをしていたのですが、今年の9月頃から始まったプロジェクトが、シンガポールの船を中国の造船所が建造するというもので、その設計業務を父が請け負っているので、毎日英語漬けになり、私は嬉しい悲鳴を上げております。造船所で働く中国人は、キャリアが浅いらしく、道理を無視した無理な納期を要求してきたり、こちらの釈明を全く聞き入れてもらえなかったり、とても大変です。それでも、なんとか困難を乗り越えていくのが、何十年ものキャリアの積み重ねの成果を発揮する見せ場であると、自分にハッパをかけて毎日頑張っていくばかりです。

私が今この会社に通えなくなったら、プロジェクトに大きな穴を空けてしまうので、うつ病に甘えすぎてもいけません。うまく病状をコントロールして病気と闘いながらも、父親の怒鳴り声を柳に風と受け流しながら、ひたすら自分のペースで淡々と仕事を片付けて行くまでです。

ともかく、日中関係について、世の中では色々問題があるものの、今回縁あって私たちが設計させて貰えていることが、個人的にはとても喜ばしく感じています。

船が無事に航海に旅立つ日を夢見ながら、頑張りたいと思います。

f:id:EllyFP:20181106112725j:image

写真は、長男の夏休みの宿題の工作の海賊船です。

私の寛ぎのひととき

今週のお題「リラックス」

私は、起きている時間は育児や仕事にそのほとんどを費やしているので、リラックスできる時間が足りないのが悩みの種です。

仕事中にリラックス不足がたたり、いけないとは分かっているのに、ついついインターネットサーフィンに依存してしまって、父にしょっちゅう怒鳴られています。さすがにそれはリラックスしすぎ。うつ病という病気のせいにするのはずるいと分かってはいるのですが、衝動を抑えることができないので自分でも困っています。

そんな私が本当にリラックスするために、ほんの僅かの寛ぎのひとときを過ごすことができるのは、他の何よりコーヒーを飲む時です。

薬の副作用も手伝って、増え続ける体重に歯止めをかけるため、最近、お砂糖はなるべく抜くことにしています。

お気に入りのコーヒーカップで、熱い淹れたてのコーヒーをそっと一口啜る瞬間の悦びは、色々なストレスをじんわりと溶かしてくれます。

カフェインは摂りすぎると不眠の原因になってしまいますが、私の場合、夜に飲むのは避けて一日に二、三杯くらいまでなら大丈夫なようです。

そしてさらに、コーヒーを飲みながら、読書もできれば最高の組み合わせです。

今は村上春樹さんの本を主に読んでいますが、私は同時進行で複数の本を読むのが好きなので、日本史関連、特に仏教関連の本も勉強がてらに読んでいます。もっと時間があればと思うのですが、少しずつしか読めず、もどかしい思いをしています。

     

仕事をしなくても良いくらい裕福ならば、私は本の虫になるのだろうか、それとも、忙しいからこそ読書がしたくなるのだろうか、とも思います。

私は、もし自由な時間がありすぎたら、かえってオンラインゲームに夢中になってしまう可能性もあります。オンラインゲームは少しの時間なら楽しめるのですが、やり過ぎると体調が悪くなるので気を付けないといけません。

だから、ひょっとしたら、私のワークライフバランスはこれくらいで丁度いいのかな、とも思います。

もう一つのリラックス方法は、今年の誕生日に自分に買ったスイングビートというエクササイズマシンを使うことです。腰、腕、太もも、ふくらはぎ、顔に至るまで、全身に振動を与えることで、ダイエット効果が期待できるという優れ物です。これもなかなか使える時間が確保できないのですが、楽しみの一つになっています。

最後に、ブログを書くのも、私の大切なリラックス方法であることも、書くのを忘れてはいけません。

以上、私なりのリラックス方法は、育児や仕事での充実した生活があってこそ、成り立っているのだろうと思われます。オンオフを上手に切り替えて、空いた時間を上手に使えるようになりたいものです。

年々盛り上がっていくハロウィン

今週のお題「ハロウィン」

今年もハロウィンがやってきました。

ハロウィンは、年に一度、深夜にハロウィンパーティに出かけられる貴重な機会です。また、英会話教室には通わなくなった長男を、お菓子とゲームで釣り、英語に触れさせられる貴重な機会でもあります。

f:id:EllyFP:20181031141945j:image

私は、夜子供達が寝てから囚人に仮装し、ハロウィンパーティに出かけました。私を親切に招待してくれた外国人の友人や、彼女と同じ英会話学校で働いている人達と、踊ったりおしゃべりしたり、至福の一時を過ごしました。

f:id:EllyFP:20181031141904j:image

彼らの仮装に傾ける情熱はとにかくハイレベルなので、いつも感動させられます。

次男が通っている英会話学校が、ハロウィンストリートというイベントをなんと無料でかなり盛大に催しました。大勢の外国人や日本人のボランティアの方々の協力で実現しました。駅前の通りは様々な仮装をした大人や子供であふれ、とても賑やかでした。子供達はトリックオアトリートをしたり、各種ゲームに興じたり、とても楽しそうでした。

f:id:EllyFP:20181031142121j:image

又、今年はなんと主人の会社が社長命令でハロウィンをすることになり、主人はかなり力を入れて海賊の衣装を揃えました。今年まで主人は余り仮装には乗り気ではなかったのですが、仕事となると豹変したので驚かされました。

f:id:EllyFP:20181031143050j:image

という訳で今年のハロウィンは家族では最高の盛り上がりを経験しました。ハロウィンは、仮装をすることで、悪霊を驚かして追い払うという意味があるそうです。私も仮装で、嫌な気持ちが結構晴れ晴れとしたので良かったです。

それでは皆さん、ハッピーハロウィン!!

 

仕事スイッチが入らない

私は、普段の平日の日中は、こちらのブログでも何回か書いてきましたが、父の電気設計会社で働いています。主に、船舶の電装設計を請け負っています。

私は、これまでにこの会社を辞めたり、また出戻りしてきたりを、何度も繰り返してきました。プログラマーに転職してホームページを作ったり、派遣社員になってパソコンを教えたりもしていました。情報処理技術についてはほぼ独学で、初級システムアドミニストレータ資格を取得もしました。子供ができるまでは、夜間に学習塾で小学・中学・高校生に英語を教えるバイトもしていました。フリーランスとして在宅翻訳の仕事も、上記の合間に請け負っていました。通訳ガイドの仕事も、たまに依頼が来ると喜んでしていました。

最終的にこの会社に落ち着いてからは、もう10年以上経っています。結婚して子供ができると、転職したいという気持ちが湧かなくなってきたことが、長く勤められている最大の要因です。最近は、本業と育児でほぼ手一杯になってしまっていて、在宅翻訳の仕事は極まれに請け負う程度に抑えています。塾講師も辞めました。通訳ガイドの仕事も断ってしまってから久しくなります。

私の会社での仕事内容は、多岐に渡ります。会社の全てのシステム管理、各種電気計算および集計に使うデーターベース構築と運用、海外の造船所との英文でのメールのやりとり等や技術文書の翻訳、そして、一般的なCADによる図面作成です。

私の悩みは、とにかく仕事スイッチが入らないことです。特に、CADを使った単純作業に身が入りません。この症状は、この会社で働き始めてからずっと抱えてきた問題です。

私もうつ病だからと病気のせいばかりにしていてはいけないとは分かっているのですが、いざ図面を開けて手を入れようとすると、気持ちが折れてしまうのです。

それがなぜなのか、改めて様々なサイトを検索してみました。

様々な原因の可能性が挙げられていましたが、「過去や未来についての心配事や先行き不安がやる気を損なう」という言葉にピンときました。

私の父の会社は、跡継ぎ問題を抱えています。父は一度心臓発作で倒れて入院したことがあります。幸い、カテーテル手術が成功して復帰できましたが、父が入院中の職場で私は慌ててしまいました。父がもし仕事ができなくなったら、私はどうすればよいのだろう、という不安に駆られるようになりました。

もっとも、私のやる気スイッチが入らないことは、父が倒れる以前からあった症状なので、それだけが原因ではないと思われますが、遠い先の未来を考えすぎていて、作業ができなくなっているという側面は、大きいのだろうと思います。

それと、人から自分がどう思われているのかが過剰に気になったり、自分に自信が持てなかったりします。私は、英語が専門ですので、エンジニアとして働くということ自体、とても無理があります。そんな無理を続けてきた結果、今の私がいます。

ことあるごとに、私は父の冷たい態度を思い出してしまいます。父は、私が何かの自己紹介の書類に、自分の職種として「電気技師」と書いているのを見て、「お前が電気技師か!?よう書くわ!」と嘲笑したことがあります。父は、私が大学選びで英語の専攻を志望した時、「英語で食べていけると思うんか!?」と馬鹿にしたこともあります。父は私の人生に渡り、私のドリームキラーであり続けてきました。もっとも、現在父の会社で私の情報処理能力や英語力を父は頼りにしてはいる訳ではありますが…。

私は、結局、父の暴言の記憶を克服しなければ、集中力を取り戻すことができないのだろうと思います。お医者様が下した私の診断には、「パニック障害」が含まれていました。嫌な記憶のフラッシュバックが、私の集中力を削いでしまっているのです。

何とか克服したいものです。どうにかならないものかな。

f:id:EllyFP:20181026103646j:image

会社の室外機の前で健気に咲くど根性雑草の花です。

次男の発表会の予行演習を観覧

ことばや知能の発達がゆっくり目な次男ですが、昨日は幼稚園の発表会の予行演習があり、おそるおそる観に行きました。

果たしてセリフをきちんと言えるのか、お遊戯はきちんとしてくれるのか、ハラハラドキドキでした。

いざ、次男のお遊戯が始まり、出番がきました。次男は、時折、ほかの子たちほどメリハリのある踊りができないこともあるけれども、なんとかステージの上で硬直せずに踊って見せてくれました。

次男は、私が家で「発表会、どんなことをするん?」と聞くと、他の学年の子達の踊りを見せてくれたりしていたので、一体どれが次男のお遊戯なのだろうと思っていましたが、やっと謎が解けて、「勇気100%」に合わせて忍者の格好をして踊っていました。忍者のような振り付けも、家で見せてくれていたので、これが正解だったのかと合点がいきました。次男はどうやら、多くの情報の渦の中で、自分に関係するものを取捨選択する能力が、他の子より低いのだろうと思いました。それって、私にも同じようなことがあるので、やっぱり遺伝なのかと納得してしまいます。

お遊戯の途中で、隊列が変わるタイミングがあったのですが、次男はどこに移動すればよいのか分からず立ち往生。お友達が手を引っ張って移動させてくれていました。

劇は、おむすびころりんです。次男にも、舞台挨拶の重責が与えられていました。次男は、私の不安をかき消すように、自分の担当である劇の名前を、声は小さめではありながらも発声できました。

又、劇の中でも、ねずみ役で数回セリフを言う場面があったのですが、いずれも正しく言えていました。

心底、ほっとしました。

仕事を休んでことばのリハビリにずっと通わせてきた甲斐もあったようで、本当に良かったです。

ただ、劇中に自分の出番でない時に、舞台の袖から観客席を覗き見している次男を見つけて、冷や汗をかきました。そのうち足まで突き出していました!

状況判断能力は、まだまだ改善の余地があるようです。

フィナーレの合唱では、集中力が切れたのか、ほとんど歌わず、身振り手振りもせず、最後のみんなで手を振るところもじっと突っ立っていました。園長先生に、「手を振ってね」と名指しで言われて、やっと手を振り出しました。

次男にとっては、これが精一杯だったのかもしれません。重要な所はできて、気を抜けるところは気を抜いていました。次男なりに他の子達と一緒に頑張っていたと思います。

でも、予行演習でここまでできたのだから、本番はもう少し良いところを見せて欲しいと思ってしまいます。勝負は今週の土曜日、しっかり応援したいと思います。

f:id:EllyFP:20181024103819j:image