私の義母は、節約家なので、孫への特別なプレゼントをくださるのは、ほぼ誕生日だけです。
でも、たまに思わぬプレゼントをくださることがあり、驚かされます。
そんなプレゼントの一つに、印鑑がありました。
義母は、私たち夫婦に内緒で孫の預金口座を作り、そこに月々いくらかを貯金しようと考えていたらしいのですが、銀行の窓口に相談した際に、両親しか口座を作ることはできないと言われてしまったそうです。
すでに印鑑を作ってしまっていたので、仕方なく私たちに印鑑を託してくださったのです。見分けがつきやすいようにと、何と子供達の下の名前で作られていたことには、感服しました。
私たちもすでに子供達の銀行口座は開設し、お祝いやお年玉、児童手当などを貯金し始めていました。
しかし、長男がお金の管理を学ぶ年頃になると、本人が管理できる口座を別に作ったほうが良くなり、そのための口座を開設する際に、義母から頂いた印鑑を使いました。
子供の印鑑は、複数あると便利なので、本当に贈られてうれしかった子供達へのプレゼントでした。