ランサムウェアdeadboltの身代金の支払い方法について、お問い合わせが多いため、Binanceの口座からの支払い方について、こちらに記載したいと思います。
最初にご注意頂きたいのは、Binanceは日本では正式に取引所として認可されていないため、日本円の入金ができないということです。
日本で認可されている、日本円の入金ができる取引所からは、トラベルルールのために、ランサムウェアの身代金の支払いが難しいと思います。
ですから、まずはBinanceなどの海外の取引所の口座を開設しなければなりません。
Binanceは大抵の機能は日本語で利用できますので、英語が苦手でも問題ありません。
宜しければ下記のリンクから、口座を開設してください。
ただ、Binanceでは仮想通貨のビットコインをクレジットカードで購入することになりますが、最近では、仮想通貨の購入を禁止しているクレジットカードも多いため、お手持ちのクレジットカードではお支払いができない可能性があります。
その場合には、日本で認可されている取引所の口座も開設する必要があります。
取引手数料や送金手数料、使い勝手などの様々な点を考慮すると、bitFlyerがお薦めですが、他の取引所をご利用頂いても問題ございません。
宜しければ下記のリンク先から、口座を開設してください。
なお、招待コードは下記の通りです。
招待コード
i1rsgo2n
なお、bitFlyerからBinanceへの出金方法については、下部に記載しておりますので、ご確認ください。
Binanceからの身代金の支払い方法
それでは、Binanceでの口座開設後の、ビットコインの購入および出金方法についてご説明致します。
ビットコインは送金時に、0.0002BTCの手数料を支払う必要があります。
つまり、購入時には、支払う身代金に上記の金額を上乗せしてご購入ください。
身代金が0.05BTCの場合、合計で0.0502BTCとなります。
Binanceにログインして、トップ画面の上部の右側の[ウォレット]のドロップダウンリストから、[フィアットと現物]を選択してください。
仮想通貨のリストの一番上にBTCの残高が表示されますので、その右側の[購入]を選択し、上記の金額のビットコインを購入してください。
購入できましたら、先ほどのリストから、今度は[出金]を選択してください。
アドレスの欄に、ランサムノートに記載のビットコインアドレスをコピーして貼り付けます。
ランサムノートのスクリーンショットからビットコインアドレスを判別する場合
もし、ランサムノート自体が失われていてはいるものの、スクリーンショットだけをお持ちの場合は、目視でビットコインアドレスをタイプすることになりますが、正しくビットコインアドレスを書き写すことができているかどうかを確認する方法があります。
それは、下のリンク先で、タイプしたビットコインアドレスを検索するという方法です。
こちらのウェブページは、後で復号キーを探し出す際にも使用しますので、すぐに支払う方は、そのままブラウザに表示させておいてください。
ビットコインアドレスを検索した時、下の画像のように、取引記録がないビットコインアドレスであることが分かる表示なら、間違えずにタイプできていると考えて良いと思います。
もしビットコインアドレスが間違っていれば、下の画像のように、「No results found」と表示されます。
ビットコインアドレスの存在を確認できましたら、出金処理を始めてください。
ビットコインの出金には、購入時の説明にも書きましたが、手数料が0.0002BTC必要です。
出金額の欄に、手数料を上乗せした金額を入力します。もし出金したい金額を設定してしまうと、そこから手数料が引かれた金額しか出金されません。
上の画像のように表示されましたら、[出金]をクリックします。
次に、リスク警告が表示されますので、[OK]をクリックします。
【注記】
ここで、もし、日本の取引所から入金したビットコインを引き続き出金するならば、たとえウォレットにビットコインの残高が反映されていても、ビットコインエクスプローラーで、日本の取引所からの送金で、Confirmation (ブロックチェーンの確認)が2回以上になるまでお待ちください。そうしないと、確認が2回を超えるまで、ビットコインが凍結されてしまいます。しかし、万一凍結されても、時間がたてば出金されますので、大きな問題はありません。
Confirmationの回数は、例えば下記のサイトで確認できます。
上部の検索欄に自分のウォレットのビットコインアドレスを入力して検索すると、赤い文字でConfirmationの数が表示されます。下の画像の場合は、UNCONFIRMEDですので、まだ一度も確認されていないことを表しています。
さて、それでは出金手続きに戻ります。最近は、仮想通貨を悪用した詐欺が増加していますので、最近、Binanceもユーザーへの注意喚起を強化しています。
出金時の確認項目が増えていますので、どれを選択すれば出金できるかをお知らせします。
まず01の項目は、本当はEなのですが、Eを選ぶとおそらく出金できませんので、Cを選択してください。
03は、本当はGなのですが、正直に選ぶとおそらく送金できないので、Aが無難です。
これらはチェックを入れて同意して提出してください。
後は、普通に出金手続きを進めてください。
電話番号とメールで認証してください。
これで出金が完了します。
この後は、上記のBlockstream Explorerで、復号キーを見つける作業に移ってください。
確認方法については、こちらの記事に記載しています。
bitFlyerでビットコインを購入してBinanceに出金する場合
もしお手持ちのクレジットカードで仮想通貨が購入できない場合、bitFlyerなどの日本の取引所で口座を開設する必要があります。
そこに日本円を振込み、ビットコインを購入してから、Binanceに送金します。
その際、 bitFlyerからBinanceへの出金手数料も上乗せして購入する必要があります。
bitFlyerからBinanceへのビットコインの出金手数料は、0.0004BTCですので、全部で0.0506BTCを購入する必要があるということです。
この際、この金額ちょうどで購入すれば問題ないですが、不安な場合は、多めに購入して頂いても良いと思います。
さて、まずは、Binanceのご自身のウォレットのアドレスを入手します。
Binanceのウォレットの画面でBTCの右側の[入金]をクリックします。
すると、下の画像のような画面になりますので、ネットワークにBTCを選択します。
すると、[アドレス]の欄にビットコインの入金用のアドレスが表示されますので、コピーしてください。
そして、bitFlyerの口座の入出金で、下の画像のように出金先ビットコインアドレスを登録してください。この際、ラベルが大文字だと登録できないバグが確認されていますので、ラベルの文字には小文字を使ってください。
この出金先を登録できましたら、0.0506BTCを出金してください。
この作業が終わりましたら、上記のBinanceからの出金手続きに移ってください。
それでは、皆さんが無事に出金作業を遂行できることを願っております。
【ご注意】
もしあなたがこのブログをお読みになって身代金の支払いをお決めになった場合、特にビットコインの支払いに不慣れな方については、送金先のネットワークを間違えるなど、送金時に取り返しがつかないトラブルが発生する場合がございます。
その他復号の仕方など、技術的なサポートもさせて頂きますので、下記の連絡先(LINE)をお友達追加の上ご相談ください。報酬は問題解決後で、金額もお気持ちで構いません。
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