今日は次男の発達について書きたいと思います。次男は現在5歳6ヶ月になります。
次男は、知能検査で、同年代の子供より約一年半程度知的発達が遅いと診断されていて、ずっと児童精神科に通っています。そして、「ことばのリハビリ」という言語訓練を一ヶ月に一、二回受けています。
ことばについては、最近特に会話力は少しずつ伸びていると感じられますが、幼稚園の同じクラスのたいていのお友達がひらがなを書くことができる中、未だひらがなはほとんど読めません。又、色の名前がほとんど覚えられていません。信号機の見方などは理解できているようなのですが、色と色の名前が一致していないのです。
英会話スクールには、紆余曲折もありますが、なんとか通い続けられています。気分で行きたくないと言ってみたり、レッスン中にお友達にちょっかいを出したり、先生に抱きついたり、色々大変ですが、本人も外国人と話すのは好きなようで、病院のエレベーターで偶然乗り合わせた金髪のご年配の女性に、「ハロー」と声をかけて、「ベリーグッド!」と褒めてもらってとても嬉しそうでした。英語を話すことの価値は子供ながらに理解しているようで、私も諦めず通わせ続けていて良かったと思います。
又、ADHDの疑いもあります。最近は、以前ほどの衝動性は少なくなってきてはいるのですが、まだ、お友達が遊んでいるおもちゃが魅力的に見えると、突然取り上げようとしてトラブルを起こすこともあります。悪気はないのに突然知らない子に抱きついて泣かせてしまい、自分でも困って泣き出してしまうこともあります。自分が取る行動がどんな結果につながるのか、想像できずに衝動的に行動してしまうのです。
何より手を焼かされてきたのが、トイレトレーニングです。何とかおしっこはかなり前から自分でトイレに行けるようになっていたのですが、うんちは言えず、立ちっぱなしでパンツの中に包んでしまって知らんぷりし続けてきました。
父は私に、「叩いて教えろ」と怒鳴り続けていましたが、私はそれに効果が無いことに気付き、うんちをパンツに包んでも叩くのをやめました。一生懸命、何回も、次男がうんちをパンツに包むたびに、トイレに行くように言葉で説得を続けました。諦めたらいけない、いつかは次男も分かってくれると信るよう努めました。包んだ後でも黙っていないで教えて欲しいと言い聞かせ、少しでも良い変化があれば褒めるように努めました。
そんな努力がやっと実を結び始めたのか、今日、夕食中に、なんとパンツが汚れる前に「うんち」と知らせてくれました!
今までのすべての苦労が報われたと本当に感動で胸がいっぱいになりました。このまま、この習慣が定着すればいいなと願うのみです。
薬師如来さまへの祈願のご利益もあったかと感謝の気持ちも湧いてきます。
これから、教育委員会の方と、就学時の支援についてお話しすることになっています。改めて知能検査を受けて、その結果によって相談ということになります。どんな形の支援を頂くかについては、次男にとって最良の判断をしたいと思います。