エリーの那由多ブログ

「多芸は無芸」な主婦が、親子で学べるブログを目指しながらも、あらゆる突拍子もない話題について語ります。

日本の女流作家を物色中

今週のお題「読書の秋」

最近、じわじわと小説を書くことに興味を持ち始めたのは良いのですが、日本人女性が書いた大人向けの小説を読んだ経験がほとんどない私は、どのようなスタイルで書けばよいのか分からず、いきなり立ち往生してしまいました。

中学時代には、ライトノベル(少女小説)はかなり読んでいた頃もあったのですが、その記憶は、大人の女性として小説を書くための参考にはならなさそうです。

そこで、今最も読まれている日本人女性小説家を調べ、代表作をつまみ食いしてみることにしました。

アマゾンで中古の文庫本を買うと、一冊が1円と送料で買えるので、取り敢えず三冊買いました。現在、その三冊の内、一冊目を読み終えたので、感想を書いておきたいと思います。

その一冊目とは、宮部みゆきさんの、『龍は眠る』です。

 

なぜこの小説を選んだのかと言うと、「超能力」を題材としているという所に興味が湧いたからです。

たまに、海外では警察が超能力者の力を借りて事件を解決したりしているというような内容のテレビ番組が放送されたりしますよね。まさに、それがもし日本で本当に起こったとしたら、こんな感じになるのだろうな、というストーリでした。

超能力を持って生まれながら、自らの力を持て余している不器用な少年や、より強力な超能力を持ったその仲間の青年が、悩み苦しみながらも、世のため人のために役に立とうと奮闘する姿が生々しく描かれています。

なぜ私が超能力に関する小説を選んだのか考えてみると、そのような能力を持った人間が、現実に存在すると信じたい気持ちと、そのような人々が、日本をより良い国にするため、その力を上手く使うことができるようになればいいなという願望があったからだろうなと思いました。

かく言う私も、超能力とまでは呼べるものではないのですが、予知夢を見ることがたまにあります。長男が生まれるちょうど一週間前に、ご先祖様の内の誰か、男性だったのですが、夢枕に立ち、「一週間後に生まれる」とお告げを残したのです。その事を両親や主人などに伝えると、みんな半信半疑でしたが、本当に丁度一週間後に生まれたので、みんな本当にびっくりしていました。父は、そのつもりで仕事を調整していたらしく、丁度良かったと言っていました。

予知夢で様々なことを予言する人は実際に存在します。ブラジルのジュセリーノさんとかもその一人です。また、アメリカにブライアンさんという予知夢を見る予言者の方もいます。彼等はかなり以前、日本の原発が危ないことを予言していました。ブライアンさんも、元禄の大津波のような津波が再び起きることを予言していました。私もその影響か、津波が来たり、放射能が自分の住まいに到達するという悪夢を見たことがありました。本当にあの津波が発生した時には、とうとう来たかと思ったのを覚えています。

長男にも同じような力が遺伝したのかどうか分かりませんが、たまに地震の夢を見たりして怯えたりすることがあります。

そのような力を、この小説では「龍」と呼んでいました。そのような「龍」が目覚めている人間は、特に日本では、どうやら余り厚遇されているようには思われません。金権主義的な社会構造は、むしろ予言者を排除しようとさえします。ジュセリーノさんも一時期、メディアに注目されましたが、結局はスキャンダルで陥れられました。これは、長い目で見ると、ゆくゆくは日本という国を滅ぼしかねない状況なのだと思うのです。

 さて、本題に戻りますが、私が選んだ日本の女流作家の二冊目は、山本文緒さんの『恋愛中毒』です。

 

これはこれから読むつもりなのですが、最初の一ページ目を読んでみて驚いたのは、一人称が「僕」だったことです。宮部みゆきさんもそうなのですが、日本の女流作家は、男性を主人公とすることが多々あるのですね。私が小説を書こうとする時、女が小説を書くには、主人公は女性でないといけないような気がしてしまうのですが、それは間違いなのだと分かりました。

そして、三冊目は、江國香織さんの、『号泣する準備はできていた』です。

 

 これは、気軽にさっと読み切れる短編小説が集められた本で、今は最初の一作品を読み終えたところです。江國さんは留学経験者で、国際的な作風の中で、女性として共感できる主人公の心情描写が面白いという第一印象です。これから全部読むのが楽しみです。

以上の三人の日本の女流作家が、私の読書の秋を彩り始めています。自分で小説を書く前に、もっと多くの日本人女性作家の作品を読んで、養分を蓄えたいと思います。