長男の小学校では、昨年から「オータム・フェスティバル」という催し物が行われ始めました。小学生や先生の有志がかくし芸を披露するという趣旨の、事前にオーディションも行われる、結構大掛かりなイベントです。
昨年、長男は上級生の女の子に誘われ、ブルゾンちえみのWith B役を務め、見事に投票で優勝を勝ち取りました。
調子に乗った長男は、今年は同じクラスの男の子とコンビを組んで漫才をすると申し込んだらしいのですが、私は一体長男に本当にそんな大胆なことができるのか、不安で仕方がなくなっています。
今夜気になってどんな計画になっているのか尋ねてみると、長男はどうやら担任の女の新任の美人で優しい先生に相談したらしく、先生は「あるある探検隊」というネタを勧めてくれたらしいのです。
お笑いに疎い私は、YouTubeで早速どんな芸風なのかチェックしました。
軽快なリズムで足踏みして披露される強烈なネタに私は驚愕してしまいました。
「ジジイ」とか「ババア」だとか、教育的にどうなのだろうかと、とにかく先生のイメージから程遠いので、びっくり仰天です。
こんなネタを一体長男らは全校生徒とその父兄の前で本当に披露できるのか、想像もつきません。
何せ、我が家の隣には、小学校の野球チームのコーチが住んでいて、最近子犬を飼い始めたばかりで、お子さんも小学生なので、毎朝集団登校で集まる時に、子供達みんなが子犬と遊んでいるのです。
もし長男が、「近所のジジイの犬逃す」とかのネタをカバーしたりしたら、笑って済ませてもらえるのか、心配です。なにせ、長男の相方はそのコーチに野球を習っているのですから!
まだ、「ババアのホクロを食いちぎる」なら、親子でふざけてじゃれあって終わらせられるのでマシですが。
先生、果たしてことの成り行きを予測して長男にこのネタを勧めたのか、それともとっさの思いつきなのだろうか、ハラハラさせられています。
長男は担任の先生がタブレットでネタを見せてくれる約束をしてくれたと、のたもうております。
大マジ?
ちょっとした波乱の予感がいたします。