次男は、3歳半検診の生活観察で要経過観察になり、児童精神科を受診し、そこでことばのトレーニングを受けることを勧められました。
検査中、先生の顏をじっと見つめ続けてしまい、お話にあまり集中できず、左右に描かれた違った大きさの丸の「大きい」「小さい」が言えなかったとのことでした。
その後、市の発達相談で知能検査を受けたところ、同じ年齢の子より、大体1歳分程度、知能の発達が遅めであると言われました。
特に言語能力に発達遅延が見られ、図形認識能力は割と普通であるという傾向が見られました。
おそらく幼稚園では、先生の指示する言葉の内容自体は良く分かっていなくても、他の子達がしている事を見て、それを真似して何とかやっていけているのだろうとのことでした。
次男は、担任の先生によると、持ち前の愛嬌でクラスのお友達の弟分のような存在で、色々お世話をしてもらっているとのことです。
ただ、気になることとしては、ことばがうまく話せないストレスのせいか、お友達の物を取り上げたり、お友達を噛んだりすることがままあることや、お出かけ先で突然私から離れて一人でどこかに行ってしまうという、衝動的な行動が目立つことなどがあります。
児童精神科を受診し相談したところ、「言語の発達遅延」と、「ADHDの疑い」という診断がなされました。
月に二回程度で受けている児童精神科の「ことばのリハビリ」では、先生がかるた遊びやお買い物ごっこ遊びなどをしてくださり、社会性を身につけられるように指導してくださっているようです。
おかげで次男も少しずつ成長が見られていて、先日の運動会では、お友達から少し出遅れて戸惑いながらも、なんとか各種の種目をこなしている次男の姿を見ることができました。
英会話教室では、グループレッスンだと集中力が持たないことが多いかったので、今は個人レッスンをお願いしているのですが、楽しそうに集中してレッスンが受けられているようです。
お友達を噛むというトラブルが多いので、今は原則的にアフタースクールを控えて様子を見ていますが、ゆっくり焦らず様子を見ながら、次男らしい生活を送らせてあげられたらいいなと思っています。