今週のお題「わたしの春うた」
三寒四温とは言いますが、今年の春先は暑くなったり寒くなったり、気温の変化が大きくて、上着を羽織ったり脱いだりしています。そうこうしながら、だんだん暖かくなっていくのでしょう。
さて、今日は私が最近車で聴いている曲の中から、春に聴くのが心地よい曲を厳選して紹介します。
まずは、私が大好きなハーフの歌手、アンジェラ・アキさんの歌、「サクラ色」です。
この曲を聴くと、若かりし学生時代を思い出し、ノスタルジックな気分に浸ることができます。夢と不安ばかりで胸が一杯だったあの頃、まさにサクラ色でした。
春が巡ってくると、私はアンジェラさんのピアノと歌が聴きたくなります。彼女の歌には、目まぐるしい別れと出会いの季節に、気持ちをリフレッシュさせてくれるパワーがあります。
ちなみに、私は自分の結婚式でアンジェラさんの「This Love」という歌をピアノで弾き語りを披露しました。決して上手ではなかったのですが、大切な場所で大勢の大切な人々に聴いて頂けてとても幸せでした。
この歌は、同僚の結婚式でピアノの弾き語りを披露させて頂いた歌です。
もうすぐハナミズキの咲く季節です。春は私にとってピアノの弾き語りにぴったりな季節のようです。
次に、 ベット・ミドラーさんの「ザ・ローズ」を挙げたいと思います。
「私は愛とは花のことだと思う」という歌詞は、春に聞くのがふさわしいですね。
聴くと優しい気持ちになれる歌なので大好きです。
私も今度はこの曲をピアノかウクレレで弾き語りしたいと思っています。
そして、ジャズから一曲。「ハニーサックル・ローズ」です。普段私はこの曲は綾戸智恵さんのアレンジで聴いているのですが、YouTubeで見当たらなかったので、大御所エラ・フィッツジェラルドさんの歌っているライブ動画を貼り付けておきます。
「砂糖はなくても、スイカズラのようなあなたがコーヒーカップに触れれば、甘くなるなるので大丈夫!」
いいですね。ブラックコーヒーに砂糖が入っていなくても、恋をしていれば我慢できるでしょうか。冬太りに悩んでいる私は、憧れのプリンス・チャーミングのことを思い出しながらこの曲を聴いて、ダイエットに挑むための気概を得たいと思います。
最後は、デヴィッド・ボウイさんの歌から、「エヴリワン・セズ・ハイ」を紹介したいと思います。
この歌は、友人が故郷を旅立ち、新しい土地で、多くの人々に歓迎してもらえるようにと祈る気持ちをこめて書かれました。
この歌がリリースされた当時、ちょうどボウイさんのファンの私の親友がドイツに旅立ったので、この曲はひょっとしたら彼女のために書かれたのかもしれないと思ったくらいです。
当時、ボウイさんの公式ファンサイトの掲示板で、彼女と一緒にボウイさんと会話をする機会を得るという、奇跡が起きたからです。
でも、まるでそんな憶測を覆すように、後日インタビュー記事で、ボウイさんが「この歌は特定の誰かのことについてではなく、遠くに旅立つ誰かについて書いたものだ」と発言していたことも強く印象に残っています。
この春から夏にかけて、日本を去る外国人の友人が何人かいるのですが、彼らの故郷での幸せを願いながら、この歌を聴いていたいと思います。
春と言えば出会いと別れの季節ですが、毎年のように大切な思い出を懐かしみながら、こんな歌などを聴くのが、ドライブ中の楽しみです。