心の病で通院中でも、仕事も育児も趣味も諦めたくないエリーです。
3月に、英語ではオープンマイクと呼ばれる、アマチュアミュージシャンが集まって交代でパフォーマンスを披露するというイベントに、懇意にしている英会話学校の先生がメインパフォーマーとして出演する予定です。
私は、堪らず演奏者として申込みをしてしまった身の程知らずです。
一番大変なのは選曲です。何しろオリジナル曲を持っていない私は、カバー曲のみでの挑戦になります。
一人頭約15分与えられています。一曲3分少々なので、3~5曲位でしょうか。
子供を連れて行く上に、他にもお子様連れでいらっしゃる方もおいでになるとのことなので、子供受けする曲がいいと思われます。
又、参加者の約半分は外国人のミュージシャンなので、世界的に一般受けする曲が好ましくなります。
そうなると、受けそうな曲はかなり絞られてきます。
そこで、候補の曲として、「イマジン」、「カントリー・ロード」、「ブロウイング・イン・ザ・ウインド」、「SUKIYAKI」など、いろいろ試し弾きしている所を長男が聞きつけて、一言。
「その曲、学校で給食の時間に流れるよ。」
特ダネをゲットしました。「カントリー・ロード」の日本語版を長男は知っているようなので、一曲はこれで決まりです。
次に、ある日長男が私に突然、
「ママ、イマジンって知っとん?」
と聞いてきたことがあることを思い出しました。
「ああ、ジョン・レノンの有名な歌やね。『想像してごらん』って意味だよ。」
「先生が絵本を見せてくれたけど、中身は読んでくれんかった。」
ずいぶん先生もったいぶっているなと思いましたので、その絵本の日本語版をネットで購入。読み聞かせした後、英語の歌も歌って聞かせてあげました。(後日追記;長男から聞いた話では、その後やはり先生も読み聞かせをしてくださったそうです。)
「想像してごらん、天国なんてないって。」
「あるよ!」
長男は既に純真な仏教徒です(笑)
そういうわけで、二曲目も決まりました。
三曲目は、私が個人的にどうしても歌いたい曲、「ユー・ライト・アップ・マイ・ライフ」という歌です。私にウクレレ弾き語りを披露する機会をくださった人々の為に、歌いたいと思います。
迷っているのが、私に影響を与えてくれたアイルランド音楽を入れるかどうかです。私は少しの間アイルランド音楽のバンドで演奏したり歌を歌ったりさせてもらっていたことがあるので、その時好きになった曲を披露したいという思いもあります。(そのバンドのメンバーの方が同じイベントに出場する予定なので、ひょっとしたら一緒に演奏を頼めるかなあと画策もしています。)一番歌いたい曲は、「サリー・ガーデン」という曲です。私の好きなクラナドというアイルランドのバンドもこの曲を演奏しています。
色々曲目を計画していると、嫌な気分が癒され、希望が膨らみ、ほっこりした気持ちになれます。音楽って本当にいいものですね。
今回のイベントに対しては、緊張感もあるのですが、楽しみな気持ちの方が大きくなっている自分にも、結構自分で驚いています。
最後に、お恥ずかしいですが、私が最も敬愛するミュージシャン、デヴィッド・ボウイさんの「クイックサンド」という曲を私がカバーしている動画を、ここに貼り付けておきたいと思います。ご清聴くださると嬉しいです。
今回のイベントでは、あえてボウイさんの曲のカバーは控えようと思っています。未だそこまで自信がついていないことが理由です。いつかはできるかしら。