Eri Wildeの那由多ブログ

エリワイルド(Eri Wilde)のブログです。 本名は福田英里子です。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒。英語講師、日本語講師、通訳、香川せとうち地域通訳案内士、翻訳、SE、占い師、心理カウンセラー、YouTuberをしています。二人の兄弟の母親です。音楽(ピアノやウクレレの弾き語り)、アートなど多趣味です。次男は発達障害です。 お仕事のご用命は下記のメールアドレスまで宜しくお願い致します。eriwilde0@yahoo.co.jp

児童英語に触れて

皆さんこんにちは。

エリーの突拍子も無いブログ、今日は児童英語について、自分の子供と一緒に児童英語を数年間学んできた経験を元に、色々書きたい思います。

私には今、6歳(小学校1年生)と3歳(幼稚園年少)の息子たちがいます。長男は英会話学校に通い始めて3年になります。次男は、言葉の発達がゆっくりめなので、英会話教室は様子を見ながら休み休み通っています。

私自身も英語を専門として学んできましたが、私が塾で英語を習い始めたのは、小学校5年生の時でした。時代が移り変わり、最近では英語をとても早く子供に習わせ始めることが、そう珍しいことではなくなりました。私は正直、英会話をそれほど早くに習わせ始めることに不安が全くないわけではありませんでした。特に、やはり正しい日本語を学ぶための障害にならないかどうかという不安が一番大きかったです。でも、将来、日本人には英語力がとても大事になることに間違いはなく、子供たちには私がずっと抱えてきた英語のリスニングや発音への苦手意識を抱えさせたくないという気持ちが勝り、英会話学校に通わせることに決めました。香川県三豊市高瀬町にある、ステップバイステップ英会話という学校です。

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イースターパーティ (2016年3月)

初めて長男を英会話学校に連れて行ったのは、3歳になった年のクリスマスパーティーの時でした。音楽が好きな長男は、クリスマスソングをギターの生演奏で聴いたのが楽しかったらしく、その後間も無くレッスンを受けたいと言うようになり、通わせ始めました。

長男の通う英会話学校は、オリジナルソングやアニメーション教材が豊富に用意されていて、子供を飽きさせず楽しいレッスンをするので、飽きっぽい長男も長く通い続けました。

英語学習は音楽から入るのが一番良いと私も考えていましたので、長男が楽しそうに英語の歌を歌っている姿を見て、嬉しく感じました。先生がギターの弾き語りをするのを真似をして、英語を発音したり聞いたりするための音声器官を楽しく育て、英語独特の音韻の区切りやリズム感を身に付けていきました。

又、料理教室やハロウィンパーティ、イースターパーティ、クリスマスパーティなどのイベントに興味を持って何度も参加し、国際的な雰囲気の中で楽しい時間を過ごしてきました。

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料理教室(2016年7月)

通わせている間、周囲には、無論「英語より先に日本語だ」という声も上がりました。でも、小学校一年生の一学期の懇談会では、「国語の授業で朗読が上手で、授業を楽しくしてくれました」と担任の先生に褒めて頂き、とても嬉しかったのです。

このような経験を通して、児童英語が子供達にもたらす恩恵は、英語力に限られたものではなく、もっと根源的な、自由闊達な表現力や本質的な言語能力、そして、自己肯定感や積極性を磨いてくれることだと、確信が持てるようになったのです。

長男は、こどもちゃれんじの英語コースも受講していたことがあるのですが、就学前は特にDVD教材が好きでした。進研ゼミの英語コースでは、コンピュータで使えるインタラクティブな教材があり、オンラインでレッスンを受けたり、コンピュータで英単語を学んだりもしていました。

今では、次男も、私が友人のギター演奏のビデオを見ているのを一緒に見ると、子供用のギターを持ち出して弾き語りをし始めるようになりました。

次男は、同年代の他の子供と比べて、特に言語面での発達が遅いのですが、人と関わりたい気持ちはとても強く、外国人の先生にも物怖じせず、真っ先に「ハロー!」と抱き付いて行きます。

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サンタが家にやってきた(2016年12月)


日本人相手でも自分から挨拶ができない子供が増えている今、次男のそのような強烈な個性は、逆に大きな可能性を秘めていると、私は信じたいと思います。

長男は小学生になってからサッカーに目覚め、練習日が多いことや、家族で過ごす自由な時間が欲しいという本人の希望で、英会話学校は10月一杯で区切りをつけることにしました。それでも、イベントにはまだ参加したいと言っているので、これからも家族で参加できる国際交流イベントには参加したいと思っています。又、英語や世界への関心は強いままですので、これからは私が学習を支えたいと思っています。

ほとんど三年間英会話学校に通い続け、長男は何より先ず第二言語を学ぶための強い動機付けを身に付けました。それだけでも、これからの学校での勉強のための情熱に繋がるだろうと、親バカながら期待しています。  

これからも、児童英語に触れて驚いたこと、感じたことなどについても、こちらでちょくちょく紹介していきたいと思います。